この盆休みにイランに旅行に行ってきました。

イランには以前から行ってみたいと思っていたのですが、アメリカとの対立もあり、経済制裁の真っ只中ですので、現地ではクレジットカードも使えないし、現地ホテルをネットからも予約し辛いことから躊躇しておりました。
そんな折、現地ツアー会社をネットで見つけ、評判も良さそうだったので、宿泊ホテル、現地ガイド、プライベートカー移動等、ほぼ全てのコーディネートをしてくれるということで、それならとお願いし、旅行が実現できたわけです。

そしてそれは、本当にすばらしい体験になりました。このツアー会社にお願いして本当に良かったと思ってます。
私は、海外旅行が好きで、よくいろんなところに出かけておりますが、このイラン旅行はその中でも屈指のものになりました。そして、このツアー会社のホスピタリテイによって、私はイランを第二の故郷とまで思ってしまってます。
その現地ツアー会社がこちらです。

残念ながら日本語は通じませんけど、分かり易い英語で対応してもらえます。
私の旅程はシラーズから入り、イスファハン、カシャーン、テヘラン空港へという流れでした。航空券は自分で押さえ、その後のイラン滞在の全てのアレンジをお願いしました。
ツアー代金には、6日の宿泊費（宿泊は広い間取りの高級ホテルやトラディショナルホテルです）、現地ガイド、1000キロ移動の交通費が含まれますが、全部で490米ドルでした。
超格安です。
飛行機の時間が非常に悪く、シラーズに到着したのは午前4時ごろでした。そこにこのツアー会社はプライベートカーで迎えに来てくれました。そして高級ホテルで現地ツアーが始まるまで休むことができました。帰りも午前5時にテヘラン空港出発だったのですが、カシャーンに滞在していまして、午前0時までホテルで休ませてもらい、それからプライベートカーで200キロ先のテヘラン空港まで連れて行ってくれました。そしてその際は、小腹が空くだろうからと手弁当まで持たせてくれたのです。本当に、何と言うホスピタリティなのだろうと思いました。

イランは本当に素晴らしいところです。文化も建築も手工芸も驚くべきもので、そして優しく親切な人々で溢れています。私は、イラン人と日本人は何か通じ会えるものがあると思ってます。思いやりのある非常に素晴らしい人々です。

周辺諸国、例えばトルコとかアラブ諸国、の宿泊費は高騰しています。とてもじゃありませんが、このツアー代金で賄うことは無理です。経済制裁化の今のイランだからこそ、安価に本当に贅沢な旅行が出来てしまいます。
それから全く危険ではありません。安全な場所です。
私は皆様にイラン旅行をおすすめします。
絶対に後悔しないと思います。是非行ってみてくださいね。

トリップアドバイザーにも私はレビューを残しましたので、是非見てみて下さい。

ピンクモスク

ペルセポリス

ペルシャ王の墓

イマーム・モスク（シャー・モスク）

ロイヤル・スクエア（イマーム広場）

シャー・モスク　庭園

天井から光が差し込み、孔雀が羽を広げたように見える。

アルメニア教会

アヤネ村

フィン庭園

夕暮れのカシャーンの街

R5.11.11
世界情勢ってのは目まぐるしく変わるものですね。ガザ地区の紛争が始まりましたので、イランへの渡航は控えるべきだと思いますので、もしイランへの渡航の準備をすすめてる方がいたら止めていただきたいです。
私が滞在していた時とは、全く違う空気が今のイランには流れていると思います。
また情勢が落ち着いてからの渡航をおすすめします。

ウクライナ紛争は地域紛争という程度のものでしたが、今回のガザ地区に対するイスラエルの反撃は常軌を逸しています。この紛争は地域紛争にとどまらない様相を呈しています。
この間に、イスラエルはシリアの空港も爆撃しました。
アメリカはシリア、イラク内のイラン軍事施設への攻撃をしています。
間接的、直接的にイスラエル、アメリカはイランをターゲットにしています。
このままエスカレートすると、地域紛争は拡大し、中東戦争に突入する恐れが出てきました。これから何が起こるかは予測不能です。
私が望むのは、この地域の紛争が拡大することなく、停戦を迎えることだけです。
祈るしかないですね。